倫理法人会
倫理法人会は、一般社団法人倫理研究所の法人会員によって組織された会です。倫理研究所は、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律のもとで認可された民間の社会教育団体です。倫理法人会は、心の経営をめざす人々のネットワークを拡げ、各種活動を 通 して地域社会に寄与することを目的に、 47都道府県、各市・区単位に設立されています。
「企業に倫理を、職場に心を、家庭に愛を」をスローガンに、全国6万8千社の会員企業が純粋倫理に根ざした倫理経営を学び、実践し、その輪を拡げる活動に取り組んでいます。海外では、台湾、アメリカ、ブラジルにも拠点があります。
目的は、実行によって直ちに正しさが証明できる純粋倫理を基底に、経営者の自己革新をはかり、心の経営をめざす人々のネットワークを拡げ、共尊共生の精神に則った健全な繁栄を実現し、地域社会の発展と美しい世界づくりに貢献することを目的とした団体です。
「くらしみち」それが純粋倫理
自分をとりまく多くの人々や、
物や自然との関わりなしには生きられない私たちです。
そこには、おのずから社会生活の規範が生まれます。
人と人、人と物、人と自然の間にある道。
幸せに生きるくらしみち。
(倫理研究所ホームページより)
活動内容
モーニングセミナー(MS)
MSは、実践を積み上げる「道場」のようなものといえるでしょう。企業人として特に経営者にとって朝の活用が「成功のカギ」をにぎります。毎週1回水曜日早朝(朝6時30分~7時30分)に開催しています。MSは、倫理法人会の中心活動です。
朝を有効に活かせるか否かが、1日の成否を左右と言われます。そして、早朝の爽やかな空気の中、「万人幸福の栞」を基軸に様々な業種の方の講話を聞いて、自らの生き方や会社・家庭のありかたを真剣に考え、学んでいます。そんな雰囲気の中、不思議と「気づき」が養われ、「積極的な考え方」「みなぎる力」が湧いてきます。他の会にない特徴は、法人会員様の社員様も無料で参加可能です。社員様と共に企業の繁栄を考えてみませんか。(会員企業様 無料参加)
経営者の集い
倫理経営についての学びを深めるための勉強会
1~2ヶ月に1回、倫理研究所からの研究員や、講師専門(各企業の社長さん)の方々からの研修を受ける事が出来ます。早朝に行うモーニングセミナーとは異なり、セミナーの後、懇親会も多く開催され、会員同士の懇親や講師を囲んで仕事の情報交換や、心の交換の場として活用できます。(会員企業様 無料参加)
朝礼研修会及び活力朝礼を推進
企業の活性化は朝のスタートに有ると言われます。1日の仕事を始めるにあたり、けじめをつけ、組織を活性化させ、職場を「明朗・愛和・喜働」のヤル気集団にしていく事を目的としています。倫理法人会では職場活性化の中心を「活力朝礼」に置いています。活力朝礼の特徴は、倫理研究所発行の『職場の教養』を使っていることやあいさつなどの基本ルールを重視していることです。実際の企業朝礼の現場で実地指導も行ないます。(会員企業様 無料指導)
職場の教養
倫理法人会では職場活性化の中心を“活力朝礼” に置いています。倫理法人会の会員特典としまして、会費一口あたり小冊子『職場の教養』を30冊を無料配布。倫理研究所の先生方が、一日一話(400字程度)の心に響く「今日の心がけ」を紹介しています。(会員様無料配布)
倫理経営講演会
年に1回その時代に合ったテーマを掲げ、倫理法人局からはテーマに沿った今を生抜く講話、また、全国の会員社長様による体験発表など全国同一テーマでの講演会をおこないます。現代の経営者は、従来の価値観が適用し難くなる中、急激な社会の変化や取り巻く環境の厳しさに素早く対応しなければなりません。その一助として活用下さい。(会員企業関係者参加可能です。無料・有料の場合があります)
清掃作業
こころを磨く実践の中で一番効果的なものは清掃です。日頃、家の内外や職場を清掃するのはもちろんですが、月一回(4月~10月)駅前の清掃を致しております。
広報誌
会員間の情報共有、そして対外的広報の一環で広報誌「はい、よろこんで!」を発行しています。
新しい「くらしみち」(17カ条)
宗教でも、主義でも、学説でもない。実行によって直ちに正しさが証明できる生活の法則である。この「くらしみち」は、何時、何処で、誰が行っても、常に正しい、皆幸福になれる「万人幸福の道」であります。これをつづめてみると、「明朗:ほがらか」「愛和:なかよく」「喜働:よろこんではたらくこと」の三つであり、今一歩おし進めてみますと、「純情:すなお」気持ちを持ち続けることです。この、「すなおな心」を日常生活の1つ1つにあてはめて、わかり易く実行し易くした17ケ条の標語です。会社・家庭・友人・人間関係にあてはめて実践ください。
万人幸福の栞 17ヶ条
1 今日は最良の一日、今は無二の好機
2 苦難は幸福の門
3 運命は自らまねき、境遇は自ら造る
4 人は鏡、万象はわが師
5 夫婦は一対の反射鏡
6 子は親の心を実演する名優である
7 肉体は精神の象徴、病気は生活の赤信号
8 明朗は健康の父、愛和は幸福の母
9 約束を違えれば、己の幸を捨て他人の福を奪う
10 働きは最上の喜び
11 物はこれを生かす人に集まる
12 得るは捨つるにあり
13 本を忘れず、末を乱さず
14 希望は心の太陽である
15 信ずれば成り、憂えれば崩れる
16 己を尊び人に及ぼす
17 人生は神の演劇、その主役は己自身である
(倫理研究所発行『万人幸福の栞』より)
7Acts 〜 セブンアクト 〜
日常の基本動作を7つの標語にしたものです。挨拶・返事・後始末と言った当り前の事がいざ行動してみると、意外と難しいものです。17カ条の実践をする上でも大切な生活習慣の実践項目です。
1 あいさつが示す人がら、躊躇せず先手で明るくハッキリと。
2 返事は好意のバロメーター、打てば響く「ハイ」の一言。
3 気づいたことは即行即止、間髪いれずに実行を。
4 先手は勝つ手5分前、心を整え完全燃焼。
5 背筋を伸ばしてあごをひく、姿勢は気力の第一歩。
6 友情はルールを守る心から、連帯感を育てよう。
7 物の整理は心の整理、感謝をこめて後始末。